初めて軸王に乗った時の事
ヨガトップインストラクター
感想
断⾯に⾜裏が触れて、体重をかけた時に何とも⾔えない傾きとぐらつきがありました。平⾯では決して感じられない、他のどこでも体験したことのないぐらつきです。⾜⾸の中で筋が程よく緊張して、⾜裏の奥の⽅で必要な筋⾁だけが踏ん張っていました。次第に安定へとシフトする頃には⾜裏にリラックスさえ感じました。
そして気がついたのが⽬線の⾼さです。誰かに呼ばれてただ⽬線を上げた様な感覚とは違っていて、例えるなら新幹線から富⼠⼭を⾒ている様なそんな遠くを⾒ている時の感覚に限りなく近いところへ⼀発で⼊れた様な感じです。これには驚きました。
その理由として内臓位置が上がった事が⼤きいと思います。⽔平を保とうと軸王を押し返す中で内転筋群や⾻盤底筋が引き締まり、普段抜けてしまいがちな下腹が程よい圧を保っていました。これはただグッと⼒を込めるだけでは到達出来ない領域です。
1分ほどキープして軸王から降りてみるとリラックスした⾜裏を感じました。⼒任せに押し返す事をしなくても地⾯を必要な分だけ押し返す⼒が⾃然と働いている為、前もも、お尻に余計な⼒が⼊らなくても⽴てるのです。
更に内臓の位置が上がったことによって胸を引き上げる必要が無くなり、中⼼が⾼く外側は⼒がストンと落ちた最⾼のバランスで⽴てていることに感動しました。普段イメージだけで肩や胸を張り「お腹を引き上げている」と勘違いしやすい所ですが、その改善にもなる様な発⾒でした。